私の趣味である書籍読み

書籍と言葉と神秘性のということ

私の趣味である書籍読み 書籍の中では、時々神秘的なことを書く作家がいますが、そのような人の発想はとても面白くて、それがその作家の作品の肝のような部分だったりします。私が読んだ小説の中では、言葉の神秘性ということが書かれているものに多く出会いました。言葉は言の葉、言霊という事で、そこには魂が宿っているというような感じです。特に日本人が使っている漢字がそうで、あるものに名前がつくことで、言葉になり、その言葉にその存在が縛られるという考え方です。私に名前が付けられた時に、私がその名前に縛られて、その名前の存在になっていくという考え方でした。だからこそ言葉は魂が宿っているということです。

面白い考え方ですが、たぶん言葉が出来る前と、言葉ができてからの不思議さというものが、そのように感じさせたのだろうと思いますが、言葉を話せるようになる、書くことができるようになるという不思議さから、神秘さになり、そこには何かが宿っているというふうに考えたのだろうと思います。書籍には、知らないものを知るという、そのようなパワースポット的な部分もあるということでしょう。

PR情報